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「遊戯王OCGのプレイ経験はあるけど遊戯王ラッシュデュエルのルールはわからない」や「復帰を考えているけど、新規で始めるのは時間がかかりそう」など不安はあると思います。
そこで、遊戯王OCGと遊戯王ラッシュデュエルのルールの違いについて重要な箇所をまとめました。
遊戯王OCGと遊戯王ラッシュデュエルのルール表
※1)レジェンドカードは、デッキ・エクストラデッキに合わせて、モンスター・魔法・罠カードの各種1枚ずつ入れることができるカードです。
遊戯王OCG | ラッシュデュエル | |
---|---|---|
初期ライフポイント | 8000 | 8000 |
勝ち | ・ライフポイントが多い方 ・その他のルール(エクゾディア など) |
・ライフポイントが多い方 |
負け | ・ライフポイントが0になる ・デッキからドローができなくなる ・サレンダー ・ルール違反行為 |
・ライフポイントが0になる ・デッキからドローができなくなる ・サレンダー ・ルール違反行為 |
召喚権 | 通常召喚・アドバンス召喚1ターンに1回まで | 通常召喚・アドバンス召喚1ターンに無制限 |
デッキ枚数 | 40〜60枚 | 40〜60枚 |
サイドデッキ枚数 | 0〜15枚 | 0〜15枚 |
エクストラデッキ枚数 | 0〜15枚 | 0〜15枚 |
カードの種類 | ・通常モンスターカード ・効果モンスターカード ・魔法カード ・儀式魔法カード ・フィールドカード ・永続魔法カード ・装備魔法カード ・速攻魔法カード ・罠カード ・永続罠カード ・カウンター罠カード ・儀式モンスター ・融合モンスター ・シンクロモンスター ・エクシーズモンスター ・ペンデュラムモンスター ・リンクモンスター |
・通常モンスターカード ・効果モンスターカード ・マキシマムモンスターカード ・フュージョンモンスターカード ・魔法カード ・フィールド魔法カード ・装備魔法カード ・罠カード |
初期手札枚数 | 5枚 | 4枚 |
ドロー枚数 | 1枚 | 手札が5枚になるまでドロー。手札が5枚の場合、1枚ドロー。 |
手札枚数上限 | 6枚まで(手札が6枚以上の場合、墓地へ捨てる) | なし |
同名カード枚数 | 3枚まで | 3枚まで |
禁止カード | 84枚 | 1枚 |
制限カード(1枚まで) | 81枚 | 11枚 LEGEND(レジェンド)カード(※1) |
準制限カード(2枚まで) | 24枚 | 8枚 |
デュエルフィールド | 1.メインモンスターゾーン 2.ペンデュラムゾーン(魔法&罠) 3.フィールドゾーン 4.墓地 5.エクストラデッキゾーン 6.デッキゾーン 7.エクストラモンスターゾーン |
1.メインモンスターゾーン 2.魔法&罠ゾーン 3.フィールドゾーン 4.エクストラデッキゾーン 5.墓地 6.デッキゾーン |
フィールドにセットできる枚数 | モンスター:5枚 魔法&罠:5枚 エクストラモンスター:1枚 |
モンスター:3枚 魔法&罠:3枚 フィールド魔法カード:1枚 |
アドバンス召喚リリース枚数 | レベル5、6:1枚 レベル7以上:2枚 |
レベル5、6:1枚 レベル7以上:2枚 |
ゲームの流れ(フェイズ) | 1.ドローフェイズ 2.スタンバイフェイズ 3.メインフェイズ1 4.バトルフェイズ 5.メインフェイズ2 6.エンドフェイズ |
1.ドローフェイズ 2.メインフェイズ 3.バトルフェイズ 4.エンドフェイズ |
公式サイトルールのURL | https://www.yugioh-card.com/japan/howto/ | https://www.konami.com/yugioh/rushduel/howto/ |
遊戯王OCGとラッシュデュエルの同じ点
- 初期ライフポイント
- 勝敗の基準
- デッキ枚数
- アドバンス召喚
- 特殊召喚
- 魔法・罠カードの使い方
初期ライフポイントや勝敗やアドバンス召喚や特殊召喚などの基本的なルールは同じです。
遊戯王ラッシュデュエルは、2020年4月に登場したカードゲームで遊戯王OCGに比べて歴史が短いです。遊戯王ラッシュデュエルの歴史は、遊戯王OCGに比べて短いのでカードの種類も少なく、カードゲーム未経験者から遊戯王OCG経験者まで参戦しやすい特徴があります。過去に遊戯王を引退してしまった方や、初めて遊戯王をプレイする方にもオススメできるカードゲームです。
遊戯王OCGとラッシュデュエルの違い
- 初期手札・ドロー
- カードの種類
- デュエルフィールド
- 召喚できる回数
- モンスター効果
- ターン・フェイズ(ゲーム流れ)
【ドローフェイズ】ラッシュデュエルは、初期手札は4枚の先攻ドローあり。毎ターン手札が5枚になるまでドローする
遊戯王OCGの初期手札は5枚で、先攻はドローフェイズはありません。ラッシュデュエルの場合は初期手札は4枚で先攻にドローフェイズがあります。
ラッシュデュエルは、毎ターン必ず手札が5枚になるまでドローすることができます。トレーディングカードゲームにおいてドローフェイズは1枚しか引けないルールとなっていることが多いですが、ラッシュデュエルは手札からカードを使うほど、次のターンにドローできる枚数が増えます。
どんどんカードを出しながらプレイできるゲーム全体のテンポが良くて速い特徴があります。
【カードの種類】ラッシュデュエルのカードは8種類
- 通常モンスターカード
- 効果モンスターカード
- マキシマムモンスターカード
- フュージョンモンスターカード
- 魔法カード
- フィールド魔法カード
- 装備魔法カード
- 罠カード
遊戯王OCGは、魔法カードや罠カードの中でも即効魔法や永続罠など細かく分類されており、17種類のカードで構成されています。またシンクロモンスターやエクシーズモンスターといった特別な効果をもったカードも存在しており、遊戯王OCGは覚えるべきルールがたくさんあります。
それに比べてラッシュデュエルは、8種類のカードでプレイできるようルール設計されているので、遊戯王OCGに比べて簡略化されています。
「マキシマム召喚」や「フュージョン召喚」といった特殊なモンスター召喚方法があり、遊戯王OCGとは違う新感覚のカードゲームとして進化しています。
【デュエルフィールド】ラッシュデュエルは、デュエルフィールドにセットできるカード枚数がOCGに比べると少ない
遊戯王OCGは、モンスターカード5枚、魔法&罠カード5枚、エクストラモンスター1枚、フィールド魔法カード1枚の合計12枚セットできますが、ラッシュデュエルはモンスターカード3枚、魔法&罠カード3枚、フィールド魔法カード1枚の合計7枚のみです。
ラッシュデュエルは、セットできる枚数が少ないデュエルフィールドと、豊富な手札から展開されるカードゲームです。遊戯王OCGとは違ったデッキ構成と戦略が必要になるでしょう。
【召喚権】ラッシュデュエルは、1ターンの間に何度でも召喚できる
遊戯王OCGは、1ターンの間に通常召喚またはアドバンス召喚は1回のみでしたが、ラッシュデュエルは1ターンの間に何度でも通常・アドバンス召喚することができます。どんどんモンスターを出していくことができるのがラッシュデュエルです。また遊戯王OCGではあった反転召喚はなくなりリバースというルールになっております。特殊召喚については基本的に遊戯王OCGと同じルールです。
【モンスター効果】ラッシュデュエルのモンスター効果は1体に付き1回まで
遊戯王OCGは、モンスター効果の発動条件に制限が書かれていない限り何度でも発動することができましたが、ラッシュデュエルのモンスター効果は1ターンの間にモンスター1体に付き1回まで発動することができます。もう一度モンスター効果を発動したい場合は、次のターンが来るまで待つか、その他のカードの効果を活用して再度召喚するなどの工夫が必要になります。
【ゲーム流れ・ターン】ラッシュデュエルのターンは、遊戯王OCG比べて簡略化されている
遊戯王OCGのターンは、6フェイズを進行してゲームをプレイします。バトルフェイズの後にカードを展開できるスタンバイフェイズ2がありましたが、ラッシュデュエルはこれがありません。
ラッシュデュエルのターンは、4フェイズとなっており遊戯王OCGと比べると2フェイズ少ないです。バトルフェイズの後にエンドフェイズに入るので、すぐに相手のターンに移行します。
つまり、(1)ドローフェイズで手札5枚まで(手札5枚の場合は6枚)ドロー。(2)メインフェイズでモンスター召喚や効果を発動。魔法・罠カードのセットまたは発動。(3)バトルフェイズで攻撃。(4)エンドフェイズでターン終了。といった流れになっています。
つまりラッシュデュエルは、遊戯王OCGに比べてフェイズが少なく、速攻魔法カードやチェーンといったタイミングが問われるカードが存在しないため、ゲーム進行とてもスムーズになっています。
ラッシュデュエルは、ゲーム性がシンプルかつ高速化!遊戯王OCGに比べて分かりやすいゲームへと進化をしている
- ラッシュデュエルはシンプルで分かりやすいカードゲーム
- 必ず5枚までドローできるので行き詰まるストレスがない
- ゲーム設計がシンプルなので小中学生にもオススメできる
遊戯王OCGは、説明が長文で難しいカードや各フェイズが多く複雑な戦略になりがちですが、ラッシュデュエルは初心者でも分かりやすいシンプルな設計になっています。
遊戯王OCGに比べてゲームの流れが簡略化されているので、カードの発動タイミングでトラブルになることも少ないです。
ドローフェイズで常に手札は5枚かそれ以上になるので、コンボで必要なカードが手札に揃いやすく、ストレスが少なくゲームを進行することができます。
たった1ターンで戦況が大きく変えられるので、勝敗は最後まで分からないのが遊戯王ラッシュデュエルの魅力なのです。
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