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こんにちは、ジェノスです。大会では7割型サンメロデッキを使用しています。今回は2022年8月6日(土)に発売した最新のサンメロデッキのご紹介と、トッププレイヤーとの実践を想定した解説となっております。
サンメロデッキとは
はじめにサンメロデッキとは、墓地からレベル7モンスターを特殊召喚することができる《火雷神サンダーボールド》のモンスター効果と、相手フィールドにある裏側セットカードを手札に戻すことができる《CAN-Melo:D》のモンスター効果を組み合わせたコンボデッキです。

以前掲載しましたサンメロデッキは、ギャラクシーカップを想定したサイドデッキありのデッキレシピになります。ギャラクシーカップ出場の抽選で外れてしまったために温めておいたデッキレシピを掲載しました。一つ古い環境となりますが、マッチ戦等でご参考頂ければと思います。
2022年8月になって環境が代わり、最新の最強バトルデッキが発売されました。最強バトルデッキによって何が変化したかと言いますと《業火の結界像》が追加されたことです。初の下級モンスターの永続効果であり、炎属性以外の特殊召喚を封じることができます。
遊戯王OCGでは《虚無空間》という特殊召喚を封じる効果が禁止となりました。それだけ特殊召喚を封じるカードは強いです。また遊戯王OCGで《業火の結界像》を搭載されているタイプのデッキが存在していることからもかなり強いカードであることが分かります。特に遊戯王OCGと違って召喚権が無限になるので隣に1枚置いておくだけでも十分な働きを魅せてくれます。
このカードの存在であらゆる特殊召喚をするデッキは調整を余儀なくされました。わかりやすい例では《火麺上忍ダイアップ》などの炎属性モンスターになります。炎属性以外の特殊召喚を封じるという効果により、炎属性モンスターはより効果的に扱えるということを意味します。
デッキレシピのご紹介

今回ご紹介するサンメロデッキは《業火の結界像》と《火麺上忍ダイアップ》を採用しました。今までは攻守2500を持つ《ギャラクティカ・オブリビオン》がとりあえず入れる通常モンスター最上級の候補でしたが、デッキタイプによっては《火麺上忍ダイアップ》の方が扱いやすくなりました。デッキの扱い方は以前と変わらないので、過去のサンメロデッキをご参考ください。
採用カードの説明
ギャラクシーカップの時と大きく変わったのは《業火の結界像》を3枚投入したことで、《激鱗解放》の採用を3枚から1枚に減らしました。そして《ビックリード・ドラゴン》を1枚から0枚にしました。その代わりに《彩光のプリマギターナ》を1枚を採用しています。《ギャラクティカ・オブリビオン》と《魔法羊女メェ~グちゃん》をデッキから外して《火麺上忍ダイアップ》を1枚を採用しました。
《ビックリード・ドラゴン》の役割については、当時はパラレルオーダーデッキが全盛期の環境で、攻撃力2500通常モンスターが2体から3体フィールドに並びました。それに対抗できるのが《ビックリード・ドラゴン》でした。また、苦手なマキシマム召喚の解答として《ビックリード・ドラゴン》と《潜入開始》のコンボで対抗するという意味で採用していました。しかし《業火の結界像》の登場によって、パラレルオーダーデッキとマキシマム召喚に対抗できるようになりました。
過去のサンメロデッキに《激鱗解放》を3枚採用していた理由は、パラレルオーダーデッキの次に意識をしていたミラー戦を強く意識していたからです。サンメロデッキでは敢えて相手のLPを削ると敗北の原因に繋がってしまうことがあります。そうなると自身でLPを相手よりも下回れるカードが必要です。《激鱗解放》はフィールド上ではディスアドバンテージではありますが、サンメロコンボを早く使えることや、レジェンドカード《貪欲な壺》を効果的に使えるので《プログレス・ポッター》3枚を採用していました。《業火の結界像》はミラー戦でも重宝します。相手の特殊召喚を封じることでサンメロコンボを防ぎ、ミラー戦を《業火の結界像》で対抗するために《激鱗解放》を1枚減らしました。
特殊召喚が難しくなったことにより《シードラゴン・ナイト》が増えました。そのため必要な魔法カードをできるだけ1枚に絞ることにして、相手の《シードラゴン・ナイト》の破壊効果を未然に防ぐことができるようにありました。強力なドローソース《七宝船》も1枚に減らしてあります。逆に相手の《業火の結界像》を強い印象を与えるために《JAM:Pセット!》は3枚採用しています。
最新のサンメロデッキには《彩光のプリマギターナ》を採用しました。《彩光のプリマギターナ》を採用した理由は《ロマンス・ピック》の有効性を高めてワンキルを狙うことができるようになることや、《ロマンス・ピック》と《七宝船》の有効な組み合わせなどがあります。
ワンキルを狙う打点
サンメロデッキでワンキルを狙うには、《火雷神サンダーボールド》と《CAN-Melo:D》の打点(2600+2400)と《潜入開始》の打点(3200)で合計8200のダメージを与えるというものでした。これには《潜入開始》の発動が必須条件となり、途中で使える場面でもワンキルできるタイミングに残しておくために敢えて使いたいけど使えない場面が存在しました。
そこで《潜入開始》が不足している状況でもワンキルを狙うために《彩光のプリマギターナ》を活用します。例えば相手の攻撃力2500の《連撃竜ドラギアス》がいた時に、《ロマンス・ピック》などを使って《彩光のプリマギターナ》を回収して展開します。 その後、サンメロコンボで相手フィールドにある裏側表示カードを手札に戻し、《火雷神サンダーボールド》のモンスター効果で《連撃竜ドラギアス》を墓地から特殊召喚します。そして、《彩光のプリマギターナ》効果で全員の攻撃力が300アップします。
自分の《連撃竜ドラギアス》攻撃力2800、《火雷神サンダーボールド》攻撃力2900、《彩光のプリマギターナ》攻撃力2500。《連撃竜ドラギアス》でまず相手の《連撃竜ドラギアス》の攻撃で打点(300+2800)、《火雷神サンダーボールド》の攻撃で打点(2900)、《彩光のプリマギターナ》の打点(2500)。合計8500のダメージを与えることができるようになるので、ワンキルが可能となります。
従来《潜入開始》を使用しない場合は《火雷神サンダーボールド》と《CAN-Melo:D》の打点(2600+2400)《連撃竜ドラギアス》の打点(2500)で合計7500のダメージを与える計算となり、相手のLP500を残してしまい敗北の原因となっていました。
上記の《彩光のプリマギターナ》を活用した方法を利用することで、《潜入開始》を使用せずに8000以上のダメージを与えることができるようになりました。
仮に相手フィールドに《連撃竜ドラギアス》2体がいることを仮定するとして、《連撃竜ドラギアス》の連続打点(1200)、《火雷神サンダーボールド》の打点(3200)、《彩光のプリマギターナ》の打点(2800)、合計で7200ダメージを与えることができます。
《彩光のプリマギターナ》は《ロマンス・ピック》で展開をサポートして、《火雷神サンダーボールド》で《連撃竜ドラギアス》を特殊召喚。《ビックリード・ドラゴン》の代わりに《彩光のプリマギターナ》と《砕光のエスパレイド》にすることでマキシマム召喚に対抗し、ワンキルをできるようにしました。《砕光のエスパレイド》を採用した理由は、《ロマンス・ピック》と相性が良いのとマキシマム召喚とフュージョン召喚に対抗することができるからです。
サンメロデッキまとめ

どんな盤面でも対応できる柔軟なサンメロデッキのご紹介でした。
最後にLINEオープンチャット「サンメロを極める会」を作りました。サンメロデッキやポッターループなどを使う人たちが集まるオープンチャットです。もしご興味があれば遊びに来てください。
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