帝王デッキ

デッキレシピRAM

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帝王デッキの回し方・解説

この「帝王」は、相手の盤面と墓地に同時圧力をかけながらアドバンス連打で主導権を握るコントロールデッキです。除去の起点は《LEGEND》の邪帝ガイウス、そして３種の帝――才賢帝ヴィルヘル・幻竜帝リンドルム・煌星帝エストローム。いずれも着地ターンに確実な干渉ができ、特に幻竜帝リンドルムはEXを空にしておけば相手２枚から１枚をデッキバウンスできるため、耐性持ちや再利用前のカードを安全に処理できます。

アドバンス召喚の布陣は家臣とドローで固めます。レベル調整と帝の回収を一手に担うカイザー・トリビュートで相手の要をレベルダウン→煌星帝エストロームの破壊射程に落とす、という丁寧な面崩しが強力です。さらに竜帝家臣ドラーヘはEX無し条件で自己レベルを上げ、特殊召喚を使っていなければ幻竜帝リンドルムや竜帝リンドルムを回収可能。これに賢帝近衛兵で守備力1000群を戻してドローを挟めば、リソース循環が途切れません。

着地時の干渉は役割分担で使い分けます。単体を確実に割るなら才賢帝ヴィルヘル、広い面に触れつつデッキへ還すなら幻竜帝リンドルム、相手の選択を逆手にとって別のカードを破壊するなら煌星帝エストロームです。厄介な闇属性は邪帝ガイウスでデッキ底に返しつつ1000バーンで詰め筋を作りましょう。

初動と手札交換はピンポイントに。墓地枚数３以下なら即座に手札を洗い替えるアメイジング・ディーラー、見えている局面から最善札を取れる強欲で謙虚な壺、レベル８を切って２ドローのトレード・インを、後続の帝や家臣に繋がるカード優先で選びます。墓地が薄い序盤は、ミルと回収を同時にこなせるキャットロワ チョイスが噛み合いやすいです。

アドバンスの通し方は２段構え。相手のモンスターをコスト化する《LEGEND》の帝王の烈旋で強引に着地→帝効果で追加干渉、という踏み込みは返しの被害も最小化できます。守りながら面を返すなら、EX無し条件を満たしつつ墓地の守備1000を戻して破壊まで狙える帝王の登竜を相手の展開起点に合わせて発動し、返しに帝を叩き込みます。

細かな対面対応も豊富です。伏せが厚い相手には、ノーコスト除去のゴースト・サイクロンで１枚割りつつ、墓地３以下ならドローまで。展開が重なりそうな場は《LEGEND》の激流葬で一掃し、ドローソースと回収札で先に立て直します。墓地メタが刺さる相手には、着地時に墓地２枚を戻しつつ弱体化できる竜帝リンドルムを優先しましょう。

リソース維持は「捨てて引く・落として戻す」を徹底します。手札の帝をコストに２ドロー＋墓地メタまで行える帝王の凱歌、使い回したい帝を素引きに変える越境の帝王を回し、賢帝近衛兵で守備1000群をデッキに戻してさらにドロー、という循環で息切れを防ぎます。

基本の勝ち筋は、①家臣＋ドローで下地作り→②帝王の烈旋や通常リリースで帝を着地→③バウンス／破壊で面を崩し、墓地も竜帝リンドルムで削る――の繰り返しです。詰めは邪帝ガイウスの1000ダメージや、連続の帝効果で盤面と手札を干上がらせてから安全に攻撃を通していきます。EXデッキは原則空に保ち、各種「帝」条件を常に満たすことを忘れないように運用してください。