アビス・クラーケンデッキ

デッキレシピRAM

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アビス・クラーケンデッキの回し方・解説

本デッキは墓地ゼロ～少枚数を管理して守りを固めつつ、マキシマムで制圧・弱体化からワンショットを狙う「アビス・クラーケン」軸のコントロールです。要は、序盤は山を掘りながら墓地を調整し、中盤以降に深淵海竜アビス・クラーケン（［L］・本体・［R］）を一気に並べ、相手盤面とリソースを吸い取る運用になります。

初動は手札の質を高める行為を優先します。手札の海竜を切って必要札を回収できるアビスカイト・アンジュ、見せたレベル10枚数分の入替えができる深海竜バットイール、デッキボトム戻し＋最大２ドローで軽快に回るアビスレイヤー・ヴォジャノーイが手札整備の三本柱です。さらに、レベル合計10以上で追加ドローの天の加護や、相手場がある時の墓地肥やし＋回収で整うキャットロワ チョイス、トップ3落としからレベル10を拾う天の招来で欲しいピースにアクセスしていきます。

マキシマム着地までは「妨害しながら時間を稼ぐ」が基本です。レベル10を提示して自分だけアドバンスを縛られにくいメタを置ける顕限竜マクスシールは、次のターンまでの橋渡しに最適。相手の召喚・特殊召喚をまとめて刈り取る一撃必殺の狡猾な落とし穴は、こちらの墓地に罠がない序盤で最大値を出せます。展開を受けた返しには、相手場に干渉しつつこちらの大型を踏み倒せるグランド・エクストリームでレベル10海竜を特殊召喚→相手墓地を戻して相手のリソースも細らせましょう。

勝ち筋は二段構えです。第一の矢はマキシマムによる制圧と弱体化。装填が整ったら深淵海竜アビス・クラーケンをマキシマム召喚。墓地が空なら本体の永続で相手の効果破壊を受けず、攻撃宣言時の罠封じで安全に踏み込みます。サイドパーツの深淵海竜アビス・クラーケン［L］は最大1500の全ステ下げ＋（墓地ゼロなら）魔法罠も破壊、深淵海竜アビス・クラーケン［R］は手札１枚で表示形式変更＋貫通付与と、盤面とダメージの両面に直結します。第二の矢は、相手がマキシマム解体を迫った隙を突くアドバンスOTKルートです。相手の大型をリリース元に変換できる偉大魔獣 ガーゼットは、帝リソースが薄い場面でも高打点アタッカーとしてフィニッシュを後押しします。

手札・墓地の弾補充も強力です。マキシマムを含むモンスターを戻して超豪快にめくれるアビスレイヤー・クインティアマットは、上振れでレベル7以上の海竜を一気に３枚補充。魔法を再利用して粘りを生む魔法石の採掘、相手場がある時の２ドロー札双海潮流も、息切れしやすいミッドレンジ域を越えるのに役立ちます。闇・守備0を一括で戻せる悪夢再びは各パーツの再展開に直結します。

運用で最も大事なのは「墓地枚数の微調整」です。マキシマムの耐性・追加破壊、［L］の弱体化値、各ドロー魔法の条件が噛み合うよう、墓地を５枚戻してから天の招来で再装填→次ターン［R］で形式変更＆貫通……といった順番管理が勝敗を分けます。戻す対象はマキシマム３体を優先し、次点でレベル10素体・サーチ札の順に考えると安定しやすいです。

細かなテクニックとして、相手の展開直後は［L］で主力の攻守を下げ、［R］で裏守備にすることで実質的な２面処理が可能です。罠の厚い相手には、墓地ゼロに寄せて本体の罠封じで踏み込み、返しの罠ケアは素引きのコスモス姫のお戯れでバックをまとめて剥がしてください。総じて、「墓地を戻す→掘る→並べる→弱体貫通で押し切る」のサイクルを回し続けるのが本デッキの勝ち筋です。