帝王デッキ

デッキレシピRAM

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帝王デッキの使い方

本デッキはレベル8帝のアドバンス召喚から1対複数のリソース勝ちを狙うコントロール型です。初手は帝の着地に直結するドロー源（強欲で謙虚な壺、帝王の凱歌、トレード・イン）や、帝を回収する越境の帝王を優先します。EXデッキを空に保つと強く働くカードが多いため（後述）、採用しない前提でプレイングします。

主力は軽リリースで展開できるレベル8帝たちです。相手の選択を迫りつつ確実な除去に繋がる才賢帝ヴィルヘルは先手で強力。相手に1枚選ばせ、こちらが破壊するため、裏目が少なくテンポ良く面をさばけます。デッキバウンスで厄介な永続や打点を処理できる幻竜帝リンドルムは「自分のEXデッキにカードがない」条件を満たしていれば相手2枚から1枚をデッキに戻せるため、単純除去以上の価値があります。横並びが多い相手には相手指定型の煌星帝エストロームで“選ばれなかった側”を割り、盤面を一気に軽くします。

フィニッシュ力と万能回答は邪帝ガイウス。《LEGEND》ゆえに1枚採用ですが、攻撃表示でのアドバンス召喚ターンにあらゆるカードをデッキボトム送りにでき、闇属性表側モンスターなら1000バーンが追加されます。通せば盤面もライフも同時に詰められるため、勝ち筋の一つとして温存し、確実に通るタイミング（相手後列が薄い時やコスモス姫のお戯れで後方を剥がした後）で投下しましょう。

帝の弾を切らさない工夫がこのデッキの肝です。手札の帝を墓地へ落とし即2ドローできるトレード・イン、墓地の帝を回収する越境の帝王、さらにEXなし条件で手札コストから2ドロー＋相手墓地戻しまで狙える帝王の凱歌を使い回し、毎ターン帝を着地させるリズムを作ります。序盤は強欲で謙虚な壺で安全に必要札を拾い、特殊召喚を使わないターンを意識してアドを積み増しましょう。

下級群は“軽さ”と“帝への橋渡し”に特化しています。EXなし条件でデッキトップを落としつつ帝を回収できる竜帝家臣ドラーヘはそのままレベル5になり、帝のリリース要員として理想的です。墓地のリソースを戻して手札を増やす賢帝近衛兵は長期戦の燃料補給役、墓地を触りつつ相手の下級を弱体化するカイザー・トリビュートはレベル8帝の回収も担います。デッキを掘る役として冥跡のジュンディー、墓地枚数を抑えて追加ドローを狙える舞踊る恵雷の精霊も、山・墓地の枚数条件を満たしながら帝の到達率を高めます。

妨害と後方除去で安全に帝を通します。先置きの《LEGEND》狡猾な落とし穴は墓地罠がない状況で2体まで破壊でき、先行の返しを強固にします。後列にはゴースト・サイクロンで触り、条件を満たせば1ドローで取り返せるのが魅力。盤面が詰まったら、手札コスト込みで最大2枚破壊＋状況で2ドローまで狙えるコスモス姫のお戯れで一掃→帝の追撃が強力です。

立ち回り例：先手は強欲で謙虚な壺で帝or回収札を確保→竜帝家臣ドラーヘで帝を手札に戻す→次ターンにドラーヘを素材に才賢帝ヴィルヘル着地で1面破壊。返しは帝王の凱歌で補充し、続けて幻竜帝リンドルムで厄介な永続・高打点をデッキに戻して盤面優位を固定します。後攻ならゴースト・サイクロンやコスモス姫のお戯れで罠を剥がしてから帝を通すのが鉄則です。

細かな注意点として、幻竜帝リンドルムや竜帝リンドルムは「自分のEXデッキにカードがない」条件があるため、構築もプレイもEXゼロを徹底します。また強欲で謙虚な壺は発動ターンの特殊召喚を封じますが、本デッキは基本的にアドバンス主体なのでデメリットが響きにくいです。最後は《LEGEND》の一撃、邪帝ガイウスで詰め切る形を常に意識し、毎ターン“帝を通す準備→通す→回収・補充”のループを作って主導権を握り続けましょう。