ドラギアスデッキ

デッキレシピ【公式】遊戯王ラッシュデュエル

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ドラギアスデッキの使い方

このデッキは、連撃竜ドラギアスから各種「ドラギアスター」フュージョンへ繋ぎ、連続攻撃と高打点で一気にライフを削りきるビートダウンデッキです。メインデッキのモンスターはほぼ全てドラゴン族で統一されており、墓地が「ハイドラゴン族・ドラゴン族のみ」であることを条件とするフュージョンモンスターたちを無理なく運用できます。初手からドラゴンを複数展開できるよう、レベル１ドラゴンを厚く取っている構築になっているのも特徴です。

序盤は、通常モンスターの手乗りドラコや、墓地肥やしとサーチを兼ねる手摘みドラコを召喚して基盤を整えます。手摘みでデッキ上から２枚を墓地へ送りつつ、状況に応じて手乗りドラコやドラコニック・ピースボンバーを回収できる点が優秀です。さらにザ☆ドラコは自身の名称を「ザ☆ドラゴン」に変えつつ、墓地がドラゴンのみならフュージョン召喚まで狙えるため、後続の超撃龍ドラギアスターFや朧撃龍ミラギアスターFへ無駄なく繋げられます。

中盤以降は連撃竜ドラギアスを軸に、場と墓地のリソースを一気に火力へ変換していきます。ドラギアスの連撃効果で相手モンスターを片付けつつ、次のメインフェイズに超撃龍ドラギアスターIFや超撃龍ドラギアスターFへフュージョンするのが基本形です。IFは選択効果で自己強化＋２０００か１枚破壊を選べるため、相手の盤面が薄い時は５０００打点で一気にゲームを決め、バックが厚い時は除去を選ぶと良いです。Fの方は２回攻撃＋貫通、もしくは攻撃力アップ付きの２回攻撃で、守備表示モンスターを並べる相手に非常に強く出られます。

「ドラギアスター」ラインを安定して扱うために重要なのが、名称変更持ちの稀輝岩竜です。EXデッキから光属性ハイドラゴンのフュージョンを見せて素材名を宣言することで、このカードの名を「連撃竜ドラギアス」や「ザ☆ドラゴン」に変えることができます。これにより、手札に本物のドラギアスがなくてもフュージョン素材を揃えやすく、実質的にドラギアス４～６枚体制のような感覚で回せます。攻撃はハイドラゴン・ドラゴンに限定されますが、このデッキでは問題になりませんので積極的に活用していきたいカードです。

別ルートのフィニッシャーとして、幻撃竜ミラギアスと鋼撃竜メタギアスから繋がる闇属性ハイドラゴンたちも重要です。ミラギアスは相手モンスター２体の攻撃力を１５００ダウンさせつつ自身が連撃でき、メタギアスは戦闘・罠破壊耐性＋連続攻撃で盤面を制圧します。ここから朧撃龍ミラギアスターFや剛撃龍メタギアスターFへ繋げれば、全体攻撃力ダウンや全体耐性付与といった強烈な効果を連続攻撃に上乗せできます。レベル３のフェプタニクス・ドラゴンでギアス系とフュージョンを拾い直し、フュージョニック・リヴァイバーンでハイドラゴンを蘇生しながらドローできるため、一度フュージョンに入ったあとも息切れしにくい構成です。

サポート面では、除去と展開補助がうまくバランスされています。真紅眼の冥飛竜は相手モンスターの攻撃力ダウンと「コーリング」サーチを兼ねる便利な１枚で、コーリング・ダーク・メテオから闇・炎のフュージョンを蘇生すれば、盤面とバックを同時に崩しながら打点を補充できます。ニゲイター・ドラゴンは墓地に攻撃の無力化があれば相手モンスターの攻撃力を大きく下げられるため、返しのターンで安全に連続攻撃を通したい時に役立ちます。さらにドラコニック・ピースボンバーで相手のセットカードを牽制しつつ、条件を満たせばドラゴン２体を一気に展開できるため、フュージョンの素材確保にも繋がります。

リソース面では、七宝船が大事な役割を担います。余ったレベル７ドラゴンをコストに２ドローへ変換することで、フュージョンパーツや守り札を素早く集められますし、墓地にレベル７を落としておけば幻撃竜ミラギアスや鋼撃竜メタギアスの条件も満たしやすくなります。守りでは攻撃の無力化とザ☆チョップでバトルを止めつつ相手モンスターの動きを封じ、次のターンの反撃の布石を整えましょう。

最後に、展開の爆発力を支えるのがレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンと両手乗りドラコです。ダークネスメタルは場のドラゴンを１体デッキに戻すだけで自己特殊召喚し、さらに手札・墓地からドラゴンを展開できるため、フュージョン素材や連撃要員を一気に揃えられます。両手乗りは墓地の枚数に応じて攻撃力が上がりつつ、レベル７～９ドラゴンに効果破壊耐性を与えるため、「ドラギアスター」たちを安全に前線に立たせ続けることができます。常に自分の墓地がハイドラゴン族・ドラゴン族だけになっているかを意識しながら、連撃とフュージョンを組み合わせて一気に勝負を決めていくのが、このデッキを使いこなすコツです。