【2023年版】エクスキューティー解説・傾向と対策

明けましておめでとうございます。ジェノスです。2023年1月からルールが変更してモンスターカード、魔法カード、罠カードから1枚ずつレジェンドカードをデッキに入れることできるようになりました。

さらに公認対戦イベントのマッチ戦が本格的にスタートして、遊戯王ラッシュデュエルは昨年よりも競技向けのトレーディングカードゲームとして進化しました。今回は、2023年からのテーマ「エクスキューティー」傾向とその対策、レジェンドカード3枚を採用したシングル戦で都内優勝実績のある「エクスキューティーデッキ」について解説します。

ライタージェノス

ラッシュデュエルにはまってた元OCG勢。5枚ドローは快感！ポッターサンメロ、ヤメレディ8軸が最近のお気に入り。

2023年1月のデッキタイプ分布

2022年12月1日（木）に発売した「最強バトルロイヤル!!いくぞ!ゴーラッシュ!!」で約50戦ほどオンライン対戦をした結果、もっとも多かったデッキタイプは機械族で構成された「サイバー・ドラゴン」でした。

オーバーラッシュパックで新登場のテーマ「サイバー・ドラゴン」は遊戯王OCGでも人気テーマです。無料でプレイできる「最強バトルロイヤル!!いくぞ!ゴーラッシュ!!」の発売で、遊戯王OCGファンの増加によるものがあると考えています。また、オンライン対戦では人気テーマ「エクスキューティー」は意外と少なかったです。

オンライン対戦で多かった「サイバー・ドラゴン」でしたが、都内の公認大会ではエクスキューティー、パラレルオーダー、ドラゴンの3種類のデッキタイプが多いです。パラレルオーダーの中には炎属性で構成したデッキタイプが2点含まれています。使用されているデッキタイプはオフライン戦とオンライン戦にズレがありますね。

おすすめのレジェンドモンスターカード

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エクスキューティーにおすすめのレジェンドモンスターカードをピックアップしてみました。アビス・ソルジャー漆黒の戦士 ワーウルフミラージュ・ドラゴンの3枚はスプリッター・スライムとコンボが可能なモンスターカードです。

罠を活用するデッキタイプやエクスキューティーが多い環境であれば、バトルフェイズ中に罠カードの発動を封じる漆黒の戦士 ワーウルフやミラージュ・ドラゴンでも良いと思います。この2枚は同じ永続効果を持っているため、特にこだわりがなければ漆黒の戦士 ワーウルフを選択しましょう。

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その理由は世紀末獣機界ビーストギア・ワールドの恩恵を受けれることがあります。逆にミラージュ・ドラゴンではヴォイドヴェルグ・レクイエムなどの光属性に対する有効なカードが多いため、漆黒の戦士 ワーウルフを選択するのが無難です。

しかしエクスキューティーは世紀末獣機界ビーストギア・ワールドを使う機械族デッキタイプやギャラクシーのデッキタイプに優勢的に動けるので、あえてミラージュ・ドラゴンを選択するのも良いでしょう。

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ミラージュ・ドラゴンの利点は、相手の夢中のランビリスでコントロールを奪われにくいです。漆黒の戦士 ワーウルフの採用率が高いためにミラージュ・ドラゴンのコントロールを奪うことが難しいためです。また、夢中のランビリスを使う場合、対ドラゴン戦でこちらのミラージュ・ドラゴンを切って相手のドラゴンを奪うということができる強みがあります。

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シングル戦なら様々なデッキタイプで活躍してくれるアビス・ソルジャーを選択すると良いです。

アビス・ソルジャーの強みは、エクスキューティーが苦手とするマキシマム召喚やフュージョン召喚に対応することができるようになります。その他のデッキに対してもモンスターを手札に戻してライフを取りに行ったり、魔法・罠カードを手札に戻して安全に攻撃したり臨機応変に対応することができます。特にラッシュデュエルの手札に戻す効果は、相手のドローを1枚減らすことになりハンデスとしても活躍します。

またアビス・ソルジャーは他のレベル4レジェンドモンスターよりも高い攻撃力を持っています。ミラー戦の場合、アビス・ソルジャーを条件なしで倒せるのはエクスキューティー・リリウスだけです。エクスキューティーは水属性をいれやすいデッキなので、発動に必要なコストも確保しやすい利点もあります。

おすすめのレジェンド魔法・罠カード

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エクスキューティーにおすすめのレジェンド魔法・罠カードをピックアップしてみました。魔法・罠カードにつきましては選択候補が少なく、魔法カードではブラック・ホール、罠カードでは聖なるバリア －ミラーフォース－のみとなります。ともに相手モンスターを全て破壊することができるので、直接攻撃によるライフを取りに行けるためです。特にこだわりや理由がなければこの2枚を採用しましょう。

2023年1月エクスキューティデッキレシピのご紹介

レジェンドカード3枚
【公認優勝】アビス型エクスキューティーデッキ

今回のエクスキューティーデッキはルール変更による新環境への調整と、存在する多くのデッキに対して立ち回れる構築にしています。出来る限り多くのデッキに対して有効になるカードを採用してあります。このデッキはマッチ戦用の構築ではないことをご了承下さい。

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過去のエクスキューティーデッキとの変更点は、スプリッター・スライムとアビス・ソルジャーを採用しました。上記で説明した通りに様々なデッキタイプで活躍することができます。スプリッター・スライムは、2枚採用しましたが3枚にしても問題ありません。

ミラー戦では、スプリッター・スライムの効果でエクスキューティー・リリウスの攻撃力を1000ダウンすることでエクスキューティー・プラウティですら相打ちにできます。またスプリッター・スライムのコストは、全てのエクスキューティーが対象となるので相性が良いです。

エクスキューティーは特殊召喚しやすいテーマですが、こちらが優勢だとエクスキューティー・プラウティをリリースして、エクスキューティー・リリウスをアドバンス召喚する経験があるかと思います。

スプリッター・スライムでエクスキューティー・プラウティを墓地へ送りエクスキューティー・リリウスを特殊召喚でも盤面が変わりません。しかも相手のモンスターを攻撃力1000ダウンできるので優勢的に立ち回れます。かなり相性は良く、スプリッター・スライムはミラー戦で活躍してくれる下級モンスターです。

スプリッター・スライムが最も活躍するときは、レベル4レジェンドモンスターがフィールドあるいは墓地にいるときです。つまり中盤以降で活躍します。過去にサンメロデッキを組んでいたときもコンボに必要なキーカードになる火雷神サンダーボールドは2枚でした。多く採用しすぎると初動で引くことがあり、あまりオススメはしません。雑に墓地を肥やして中盤で回収すればよいという考えから2枚にしました。サンメロデッキならプログレス・ポッターでセンサー・ダックビルを戻しつつ、中盤で高確率で火雷神サンダーボールドが手札に来るように調整しました。

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サンメロデッキで得た経験を踏まえてエクスキューティーもシードラゴン・ナイトを活用することでスプリッター・スライムとアビス・ソルジャーを再利用することができるようにしました。

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アビス・ソルジャーとスプリッター・スライムでミラー戦や様々なデッキタイプに対応できるようになったので、業火の結界像を1枚、エクスキューティー・レイアを0枚に変更しました。亜竜地獄はミラー戦など特定のデッキタイプに有効ではないため1枚に変更しました。

罠カードの枠では2023年1月21日(土)に発売する「デッキ改造パック 強襲のダブルスター!!」収録のファントム・ロアーを3枚デッキに採用予定したいと考えています。

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エクスキューティー・キャッチ！は様々なデッキタイプに有効なので3枚採用しました。エクスキューティー・エマージェンシー！は、モンスターがブラック・ホールなどによって全てを破壊された時に活躍します。罠カードはセットしたターンは発動できないため、エクスキューティー・エマージェンシー！をセットしながら守備表示モンスターを1体設置しながら、1〜2体で攻撃すると良いでしょう。守備表示モンスターが残り、次のターンで戦闘破壊や効果破壊されてもエクスキューティー・エマージェンシー！の特殊召喚とモンスター破壊で次のターンに繋げることができます。

2023年はじめの人気テーマ「エクスキューティー」について解説させていただきました。「エクスキューティー」の基本的な特徴や扱い方については「【テーマ解説】エクスキューティーデッキ」をご覧ください。

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