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ラッシュデュエルの初代龍魔王という厳つい称号をゲットしました!mtgは、スタンとパイオニアがメインです。そろそろmtgやりたい。まじめな時は、政治・経済のことも。おきなわ部を全力で応援中
遊戯王ラッシュデュエルについて執筆させていただくことになりました。伯徳(はくとく)です。環境の初期のころからDiscord上での大会に参加させていただいておりました。最近の主な戦績としましては、環境初期よりtire1(環境トップデッキ)に属している魔法使い族とドラゴン族を合わせた「竜魔デッキ」を使い誰が一番、「竜魔デッキ」を上手く使うことができるのかを決める「第1回竜魔デッキ王戦」で優勝させていただき「初代竜魔デッキ王」となりました。
任天堂switch専用ソフト「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!」が、8月12日に発売予定で7月より体験版がDL可能になるという事ですので、デッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」からの環境について書いていきたいと思います。ゲームでも最初はデッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」のカードのみ入手ができてストーリーを進めるごとに、パックが追加されていくと思いますので、序盤に組むべきデッキの手がかりにもなると思います。
ラッシュデュエルをはじめたきっかけ
私は、昨年2020年の4月20日頃からラッシュデュエルをはじめました。発売日が同年4月4日という事で発売から2週間ほど遅れて《青眼の白龍》を自引したいという目的ではじめ、引くまでにデッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」を9BOX購入してしまいました。
それから実際にプレイしたいと思い、最初にデッキを組むために「スターターデッキセット-遊我VSルーク-」を3個購入しました。
最初にデッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」のカードプール(カードリスト)を、確認したところ強力なカードを発見。そのカードは《セブンスロード・マジシャン》《連撃竜ドラギアス》《ダーク・リベレイション》《フェニックス・ドラゴン》の4枚です。
足回りを固めるカードとして攻撃力1500のモンスターが、両デッキに各1種ずつ存在しました。多くのTCG経験者の方がすぐにこれらのカードに目を付けて揃えていました。
そして、2つのスターターとデッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」の、優秀な魔法使い族の《守護の竜魔道士》や《ささやきの妖精》が加えられ、最初のプロトタイプの「竜魔デッキ」が続々と登場してきました。
Discordのリモートデュエル大会に挑戦する
2020年5月2日に、青山瑞樹さん(@aoyama_mizuki01)主催のオンライン大会がDiscord上でラッシュデュエルの大会としてはじめて開催されました。自分がラッシュデュエルをはじめてプレイしたのもこの大会の時でした。
大会が開催され、現在の環境というものが明るみなったわけですが、環境分布は「魔法使い寄り竜魔デッキ」「ドラゴン寄り竜魔デッキ」「5:5竜魔デッキ」「ドラゴン単」これらが主だったデッキでした。「魔法使い寄りの竜魔デッキ」が現在の「竜魔デッキ」の原型になっていきました。
この大会では、《火の粉のカーテン》が概ね軽視される傾向がありましたが、上位のデッキには採用枚数が多く1ターン目《連撃竜ドラギアス》、返しのターンで《風使いトルネ》を《火の粉のカーテン》で止める流れを決めると勝てるという試合が多くここからメタ読みが始まっていきました。ちなみに、自分も決勝戦で後攻1ターン目《風使いトルネ》で《連撃竜ドラギアス》を処理しようとして負けた苦い思い出があります。この大会の直後に参加者の方が立ち上げた最初の非公認サーバーが誕生し毎週上位を目指してしのぎを削るリーグ戦というものが始まりました。
当時ラッシュデュエルは、このリーグ戦を戦って上を目指すという事とケイトレード(@kay_trade)さん主催のオンラインショップ大会に参加するという2つが主戦場で、2021年1月まで続いておりました。現在は、ゴーハ遊戯王ラッシュデュエル研究所をはじめ、様々なDsicordサーバーからオンラインリモート対戦によるリーグ対戦へと広がりをみせています。そのリーグ対戦とは、AからFまで振り分けられ各リーグで順位付けされ、勝ち負けでリーグが付与されるというものでした。そのため、自由なデッキを選択して遊ぶ人は下位のリーグヘ、勝利を求める方は上位リーグへと棲み分けが進められていくこととなりました。
より強く。「竜魔デッキ」が誕生する
上位リーグを目指していくためにはより強いデッキを構築していく必要が出てきます。その中で「竜魔デッキ」は、どんどんと精度が増していくことになりました。初期は、魔法使い族が多くドラゴン族が少ない為バック破壊のカードが《ハンマークラッシュ》が採用されていました。しかし、一部の参加者が《火竜の熱閃》を3枚採用することで好成績を残し始めバック破壊といえば、《マジカル・ストリーム》と《火竜の熱閃》という今の形に落ち着きました。
初期の頃に存在した「ドラゴン寄りの竜魔デッキ」は、この頃から徐々に使用するプレイヤーが減ってきました。同時に《ドラゴンズ・アップセッター》《ドラゴンズ・セットアッパー》通称「野球兄弟」と呼ばれるカードが「竜魔デッキ」から外されてきます。
デッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」の環境「竜魔デッキ」ミラーを対戦するうえで、当時もっとも重要になったモンスターがいます。それが《イカズチのサンダー》です。《セブンスロード・メイジ》がまだ収録されていなかったデッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」環境において、《連撃竜ドラギアス》や《青眼の白龍》同士のにらみ合いが発生しました。それを解決することができる下級モンスターとして、採用必須のモンスターとなっていました。採用理由は、他にも攻撃力1300という守備力1400の下級以外の下級モンスターと、上級モンスターの守備力を超える高打点なことも上げられました。「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!」でも初期に手に入るノーマルカードとして間違いなく第一線級の活躍をしてくれると予想されます。
左が2020年5月17日にケイトレードさんの大会に初めて参加した際の「5:5竜魔デッキ」。右が2020年6月22日の「竜魔デッキ」
左の「5:5竜魔デッキ」は、魔法使い族の採用枚数が少なく《ダーク・リベレイション》が打ちにくい形になってしまっています。そこから1ヶ月ほど調整を行い、大きくデッキの構成が変わりました。
右の「竜魔デッキ」は、当時のオーソドックスな「竜魔デッキ」に近い形です。《旧神の印》を採用し《ダーク・リベレイション》をピンポイントで割っていく形のデッキです。魔法罠のフリー枠は《旧神の印》と《火の粉のカーテン》です。その2枚を《火竜の熱閃》にする形が当時、最も多かったかと思います。
デッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」環境は、守備力2500への対処札もとにかく少なくデッキ切れでの勝負も頻発しており、それを防ぐためにも《ファイア・ゴーレム》も重要なパーツを担っていました。「竜魔デッキ」ミラーは、《ダーク・リベレイション》が確定し殴れない状態になったことをいかに早く察知し、LO戦術へと切り替えていくか考えました。
LO戦術(ライブラリーアウト)について考える
対戦相手へのデッキを意図的に減らして勝利する方法を、デッキデスまたはLO(ライブラリーアウト)デッキといます。LOとは、代表的トレーディングカードゲーム「Magic:The Gathering」の用語です。遊戯王OCGでは、デッキ切れ・デッキデスを狙うという表現します。
遊戯王OCGの兄弟になる遊戯王ラッシュデュエルは、デッキデスではなくLOという別のカードゲームの用語がなぜか広く利用されています。「Magic:The Gathering」の経験者が、遊戯王ラッシュデュエルをプレイしているということもあり、LOという表現が浸透していったように思います。
感染症対策が竜魔デッキを進化させる
ラッシュデュエルは4月4日に発売した直後に、感染症によってラッシュデュエルをプレイする場所がありませんでした。これによりデッキ改造パック第2弾「驚愕のライトニングアタック!!」の発売延期になってしまい、発売日は同年8月1日に変更になったのです。
4月4日~8月1日つまり、約4か月この環境が続くという最近の販売ペースからは考えられないほどの長期間のデッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」環境が構築されてしまいます。その中で「竜魔デッキ」の研究は、少ないカードプールの中でしたが、オンラインリモート対戦を活用して、さらに進んでいくことになります。
そして、待ちに待った第デッキ改造パック第2弾「驚愕のライトニングアタック!!」発売
《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》《ビックリード・ドラゴン》《邪影ダーク・ルーカー》など現在も活躍する様々なカードが収録されました。その中で一番の衝撃を持って迎えられたカードそれが《セブンスロード・メイジ》です。
デッキ改造パック第1弾「超速のラッシュロード!!」の環境について書き出してみましたが長くなりました。マキシマムブラザーズさんをはじめとした有名なプレイヤーがまだラッシュデュエルを始めていない時代でした。続きは「伯徳VOICE.02」をご覧ください。
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